というわけで仮面ライダー555が終わりました。なんかネットを見てると否否片論といった感じなんだけど49話までの流れを考えると限りなく正解に近い50話ではないかと。「ジャンプの打ち切りみたいな終わり方」っていう意見も見たけどスラムダンク最終話っていった方が的をえている気がします。

エビ姉さん生きてるのが問題なのかなぁ……でもオルフェノクというのは突然変異的かつ条件さえそろえば無限に「出現」するからオルフェノクの滅亡自体考えることがナンセンスなわけでそこから「オルフェノクの力ってなんなんだろうね」→「結局はその力に溺れるのが問題だよね」な最後の「無理やりまとめるなよ」とつっこまれてる台詞につながるのはむしろ自然なんじゃないかと。

555というのは正義云々ではなく巧の身の回りにおきたドタバタ劇なわけですよ。で、そのドタバタをもってきたのがSBの社長さんたちでそのドタバタをうるせえなぁと追い払って片付けてたら静かになりました、終わり。ほらこう考えると自然でしょ。

ちなみにヒーロー然とした結末を求めるには555だと世界観及び視点をぐっと広げる必要があるかと。警察のオルフェノク研究所崩壊→秘匿されてたオルフェノクの情報が警察全般及び世間一般の知るところに→555vsオークオルフェノクの戦いがヘリから全国に放送される逆映画状態で決着ぐらいじゃないと。でもこれ555じゃない(笑)。

それに繰り返すけどオルフェノクの王の消滅=全ての消滅じゃないんだからスマートブレインの上の方でオルフェノク集めて煽ってた人たちがいなくなっただけでとりあえず良しとしようよ(笑)。

以上見てない人には何のことだかさっぱりな555論でした。

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